annabelle

今日はとても久しぶりにセレクトしたブランドの商品のご紹介です。３年ぶりになります。今シーズン、アイテムとしてバイイングを増やそうと意識したのは、２年連続にはなりますがベストでした。数週間前にご好評をいただいたkhadi&coのベストもその一つでしたが、今日はニットベストのご紹介です。

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Native Village（ネイティブヴィレッジ）　￥29,700（税込）　オフホワイト

ラムズウールのエクストラファインを使用したしっとりと心地の良い編地です。そしてまた、デザイン的にも他のセレクトとしっかり差別化もされ、新鮮でブランドらしい上品さの伝わってくるベストです。この写真でもわかるかもしれませんが、肩傾斜が少なく、少し肩からはみ出すようなデザインが特徴的です。これは着てみるとわかります。

ネックはボトルネックと呼ぶのが一番良いのではないでしょうか。ボートネックとは異なり、首から少しだけ離れたところから、ハイネック気味に少しだけ立ち上がったリブ編みの襟が特徴的です。

裾もリブのデザインです。

そして最も特徴的なのはバックスタイルです。ネックと裾付近に２つの大きなスナップボタンが付いています。

着用すると見えませんが、大きくて可愛らしいスナップボタンです。

これが裾付近にも付いて背面は全開になります。

こちらはライトベージュです。どちらも明るめで、冬のインナーに使いやすい色合いです。

ゴーシュのギャザースカートにコットンカシミアのいつものタートル。その上から着ています。少し肌寒い日が増えてくる１０月下旬頃から、シャツやブラウス、このようなカットソーに合わせて着てもらいたいベストです。

背中が開いて見えるのも素敵です。

また裾側のボタンは外して着ることも出来るため、合わせるお洋服に応じてお好きな方で着てください。

maison de soilのブラウスに合わせて。ある程度ゆったりとした袖付けのブラウスにも着ていただけるベストです。そして先ほど少しご説明した通り、肩傾斜が少なく少しはみ出しているので、袖というか肩のあたりが腕に沿う感じではなく、若干浮き上がる感じのデザインになっています。これがいいと思ってセレクトいたしました。

スタイリングした際に、この袖周りのデザインがとても効いている印象です。スカートやワンピースだけでなく、いつものパンツスタイルにプラスすることで女性らしさがグッと上がる感覚を覚えました。

背面のボタンはお好みで。

また甘くならないというのもセレクトのポイントでした。こういった袖のデザインは甘くなるものも多い印象ですが、これはそうならなかった。

今回はギャザースカートでしたが、ストレートシルエットのスカートやワンピースにも似合うと思います。アームホールは少しドロップ気味で、二の腕あたりで２３cmありますので、例えば先日からご紹介しているFACTORYさんのワンピースにも似合います。

ボタンは上に合わせて着るアウターによって変えても良いと思います。ブルゾンのような短いものを合わせる際にはブラウジングして短い方が合わせやすかったりしますからね。

今回のこちらのベストは、ピッタリしたサイジングでありながらも幅広いアレンジができる楽しいベストだと感じました。また、これからご紹介する他のベストにはない女性らしい印象を持てたこと、そしてニットであることもバイイングのポイントです。インナーとの合わせだけでなく、上に何を合わせるかもたくさんの期間で楽しめるベストだと思います。